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森林遺伝育種学会は森林に係わる遺伝と育種に関する場を提供する団体です。

会長ご挨拶President Greeting

会長就任にあたって

 令和2年度から森林遺伝育種学会の会長に就任した津村義彦です。森林遺伝育種学会も設立から9年目を迎えて、発表会、シンポジウム、学会誌、表彰などの主要な業務を積み重ねてきました。特にシンポジウムでは毎年、魅力的なテーマで開催をして学会員以外の参加も増えてきております。また今年の1月には日本学術会議の協力学術研究団体に指定されました。学会としては順調な歩みを続けてきております。これも会員の皆様方のご協力の賜だと感じております。
 森林遺伝育種学会は国際的な研究と現場の研究を結びつける重要な役割の学会であると思っております。国際的にはいわゆるオミックス(Omics)研究と呼ばれる、DNAを用いたゲノミクス(Genomics)研究、タンパク質を網羅的に解析するプロテオミクス(Proteomics)研究、さらにより表現型研究に近づけるためのメタボロミクス(Metabolomics)研究などが樹木でも行われています。これらの研究が進めば林木育種だけでなく適応進化などの解明や将来の遺伝資源の保全にも結びつくことになると期待されます。一方で遺伝資源の収集保全や育種材料の育成はこれらオミックス研究には欠くことのできない貴重な材料となるでしょう。また現場での技術開発によってこれら最先端の研究もさらに進み、現場の保全や育種にフィードバックされていくものだと思っております。この学会では基盤的な技術開発や先端的な研究までを取り上げ、シンポジウムなどの機会に学会員の皆様の情報交換が円滑になるような運営を心がけたいと思います。
 この学会も1年後には10周年という節目の年を迎えます。そして、学会では記念事業として国際シンポや記念出版など大きな取組みを行う予定でおります。これらの成功には会員の皆様のご支援なしには成し遂げられないと思いますので、ご協力のほどお願い申し上げます。
 今年はご存じの様に新型コロナウイルス感染症の影響で、予定しております行事も開催できるか危惧されるところですが、学会として更なる発展ができるよう、なすべきことを行っていきたいと思います。
 会員の皆様におかれましては今後とも学会活動に積極的に参加していただき、学会を盛り上げて頂けるようにお願い申し上げます。


森林遺伝育種学会会長 津村義彦
(筑波大学生命環境系)
(2020年4月) 


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